沖に浮かぶカキ筏と、山並み

OceanMap

OceanMap:衛星とビーコンで、カキ筏の位置を船の画面に

衛星で見つけたカキ筏の位置を、船の画面に示す仕組みです。夜や霧で筏が見えにくいときの、航行の補助として開発しています。

困りごと

広島湾には、たくさんのカキ筏が浮かんでいます。夜や霧の中では、船から筏が見えにくくなります。

海に浮かぶ筏。奥に橋が見える

私たちがすること

衛星のデータ(レーダー画像や映像)を解析して、海に浮かぶカキ筏を見つけます。見つけた筏の位置を船の端末に表示して、筏が見えにくいときにも場所を確かめられるようにする仕組みを開発しています。筏に付けたビーコン(IKAK)の電波で、筏に近づいたことをスマートフォンに知らせる仕組みも開発しています。

いまの段階と、知っておいていただきたいこと

  • OceanMapは、航行の補助として開発しています。海図・レーダー・AIS・目視の代わりではなく、それらとあわせて使うものです。
  • 衛星の解析では見つからない筏もあるため、目視での見張りとあわせて使う前提です。
  • 段階:検証中、 いまの仕組みは、共同研究でつくった研究開発用の試作です。

段階と根拠

言いたいことごとに段階を付け、確かめた主体が分かるものは、それも書いています。

衛星画像によるカキ筏の検出

衛星のデータを解析して、海に浮かぶカキ筏を見つけます。見つからない筏もあるため、目視での見張りとあわせて使う前提です。

  • 段階:実証済み、 共同研究

    広島大学の研究室と一緒に、衛星のデータ(レーダー画像や映像)を組み合わせて解析しました。実際に海に浮かんでいる筏を見つけられたかどうかで確かめると、最新の解析では広島湾のカキ筏のおよそ90%を見つけられました。

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船の上から、カキ筏を見渡す二人

カキ筏への接近アラート(スマホが鳴る)

IKAKを付けた筏に船が近づくと、アプリを入れたスマートフォンで知らせる仕組みです。

  • 段階:検証中、 当社

    アプリを入れたスマートフォンがIKAKの電波を受け、電波の強さから筏との相対的な距離をとらえて、近づいたと判断するとアラートを鳴らす仕組みを開発しています。

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船の上で、カキのロープを確かめる

衛星解析の正解データづくり(実測との照合・ずれの補正)

衛星の解析の結果を、実際の筏の位置と照らし合わせて確かめる構想です。

  • 段階:構想、

    船が通った記録や実際に測った位置で筏の場所を確かめ、衛星の解析の正解データにすることを考えています。衛星の解析とのずれを数値にして補正し、船に積む機器をつくって、呉の海で確かめることも考えています。

関連する用途

「衛星解析の正解データづくり(実測との照合・ずれの補正)」について相談する
上から見たカキ筏。竹の下に浮きが付いている

自動運航船への障害物データ

集めた筏などの障害物のデータを、自動運航船に役立てる構想です。

  • 段階:構想、

    集めた筏などの障害物のデータを、自動運航船の運航会社や船の機器メーカーに提供することを考えています。2028年からの構想です。

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夕方の海に浮かぶクレーン船

小型船どうしの衝突回避(スマホをビーコンに)

AISを積んでいない小型船どうしが、スマートフォンで互いに気づけるようにする構想です。

  • 段階:構想、

    AISを積んでいない小型船のために、アプリを入れたスマートフォンどうしがBluetoothで相手に気づき、近づくと知らせ合う仕組みを考えています。

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小さな船から見た海と島。白い引き波が立っている

一緒に進める方法

段階の見方

段階:実証済み、
海や畑で結果を確かめ、その記録がある
段階:検証中、
試験・試作・開発を進めているもの
段階:構想、
計画している段階のもの(展示品・試作品で形にしたものを含む)

この内容の確認日:

この用途のこと、試したいことや困っていることを、聞かせてください。