クレーンで海から上げられる船。船底とプロペラが見える

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船のプロペラに、貝や藻を付きにくくする。

船の水に浸かる部分に付く貝や藻を、素材の表面で抑えます。真鍮のプロペラは、呉の海で12か月試し、貝や藻が付きにくい状態を確かめました。船底・船体や、海外航路の船への使い方も考えています。

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困りごと

船の水に浸かる部分が汚れると、燃料を余計に使うことが知られています(出典:IMO)。付いてしまった貝や藻は、落とすのにも手間がかかります。

水から上げた船の船底。貝や藻がびっしり付いている
呉市倉橋島(2025年4月)

私たちがすること

プロペラなどの部品の表面をプラズマで処理し、フッ素系の防汚成分を固定して、貝や藻が取りつきにくい表面をつくります。銅や銀などの殺生物剤は使いません。

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いまの段階と、知っておいていただきたいこと

  • 処理は、今の装置に入るサッカーボール程度の大きさの部品から始めます。

段階と根拠

言いたいことごとに段階を付け、確かめた主体が分かるものは、それも書いています。黒田特任教授の研究の結果は、当社の試験とは分けて載せています。

船のプロペラ(真鍮)

真鍮のプロペラの表面に、フッ素系の防汚成分を固定して、貝や藻を付きにくくします。

  • 段階:実証済み、 当社

    呉の海(マリンクラフト風の子)で、処理した真鍮のプロペラを12か月試し、貝や藻が付きにくい状態を確かめました。

技術の由来:黒田の研究

技術監修の黒田特任教授が研究代表を務めた、科研費 22K04725 の公開報告の結果です。当社の試験とは分けて載せています。

  • 段階:実証済み、 科研費(黒田の研究)

    技術監修の黒田特任教授が研究代表を務めた科研費 22K04725 の公開報告によると、船のプロペラでも付着が抑えられました。ほぼ毎日動かしたプロペラでは、5か月で処理の一部がすり減ったと報告されています。

    出典:科研費 22K04725 の公開報告(KAKEN)

関連する用途

「船のプロペラ(真鍮)」について相談する
船に付けた、試験に使った真鍮のプロペラ
呉(マリンクラフト風の子)
処理した真鍮のプロペラ。油性インクを塗っても、水中で指でこすると、するりと落ちます。
  • 別の角度から見た、試験に使った真鍮のプロペラ
  • 船の底に付いた真鍮のプロペラ。奥にマリーナが見える

船底・船体・舵

船底や船体、舵など、船の水に浸かる部分への使い方です。

  • 段階:構想、

    船底・船体・舵など、船の水に浸かる部分の付着を抑えることを考えています。処理は、今の装置に入るサッカーボール程度の大きさの部品から始めます。

関連する用途

「船底・船体・舵」について相談する
移動式クレーンでつり上げた船。船底とプロペラが見える

海外航路の船

海外航路の船に付いて、海を越えて運ばれてしまう生き物を減らす使い方です。

  • 段階:構想、

    海外航路の船に付く生き物を減らして、海を越えて運ばれる外来種の移動を減らすことを考えています。

関連する用途

「海外航路の船」について相談する
港に近づくフェリー

一緒に進める方法

段階の見方

段階:実証済み、
海や畑で結果を確かめ、その記録がある
段階:検証中、
試験・試作・開発を進めているもの
段階:構想、
計画している段階のもの(展示品・試作品で形にしたものを含む)

この内容の確認日:

この用途のこと、試したいことや困っていることを、聞かせてください。