Technology
圧力・プラズマ・電気化学など複数のアプローチを組み合わせた独自のナノ表面改質技術。医科歯科・レアアース分野から転用されたこの技術は、付着を抑制するにも促進するにも使える。同じ原理の表裏が、まったく異なる社会課題を解く。
圧力・プラズマ・電気化学反応など複数の手法を組み合わせ、素材表面をナノレベルから精密に制御する。表面の硬いガラス質(シリカ層)を選択的に改質し、微生物・生体組織・特定物質が定着する「足場」を形成する。
従来の高温・真空プロセスと比較して低環境負荷で運用できる。インプラント技術として人体内で使用できるレベルの安全性を持ち、金属・樹脂・セラミックスなど幅広い素材に対応可能。
防汚処理を施したプロペラに、油性インクを塗る。水中で指で擦ると、インクだけが落ちる。薬品も溶剤も使わない。界面の性質を変えることで、付着と非付着を自在に制御できることを、目で確認できる。
毒物を使わない二重皮膜処理で6ヶ月間の防着を実現。それでも付着したフジツボは、磁力吸着式ROVに搭載したキャビテーションウォータージェットで塗膜無傷のまま除去する。マイクロバブルが破裂する力のみを使うため、船体も塗装も一切傷つけない。
広島では過去10年間に養殖筏への乗り上げ事故が70件発生。その7割以上がプレジャーボートによるもの。衛星データで筏の位置を広域把握し、筏へのIoTデバイス設置でスマートフォンに危険を通知する仕組みを、アイネット・マリンクラフト風の子と3社連携で開発中。
付着を抑制する表面処理を反転させ、アマモの根が活着しやすい生分解性バイオコードを開発。表面にリン酸イオン等を定着させることで、アマモの成長に必要な栄養環境を整え、自然落下した種を捕捉・定着させる。テレビ新広島「ひろしま海の森プロジェクト」にも参画。
砂漠が森にならない本当の理由は乾燥だけではない。土壌微生物相が存在しないため、植物が根を張っても養分循環が起きない。改質籾殻(Nano-Husk)が微生物定着の足場を作ることで、生態系の自律的な正のフィードバックループを起動させる。この機序は海洋でアマモが定着した現象と同一だ。
呉市倉橋島の実証フィールドで、あなたの課題を試させてください。